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第38回 全日本トライアスロン宮古島大会 参戦記(その2)

 3.レースまでの練習

トライアスロンの完走に最も必要な体力的要素は、長時間動き続けられる能力です。そのうえで「速く」が加われば最高です。今回、復帰に向けた練習のテーマに掲げたのが「強固なエアロビック能力の構築」です。


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バイクは、ペダルを外してシートポスト&ハンドルを抜き、3辺計203㎝のプラケースに梱包。ホイールも入れて、ゴロゴロ引いて移動しました。


入院後は負荷を上げた運動が躊躇されたため、エアロビック運動しかやっていません。また、昨今のノルディック・トレーニング:低負荷長時間練習が「マフェトン理論」の最新バージョンで再注目されていること、2020-2021年に高負荷練習を取り入れた際、激しい筋肉痛と疲労消失時間が長くなり、計画通りに練習を勧めにくかったこともありました。2023年をまるまる練習に充てることで、強固なエアロビック体質を築くには丁度良いタイミングだと思いました。

 

2023年から2024年4月11日(出発の朝)までの種目別・月間練習距離、合計月間練習時間は、以下のグラフの通り。


Swim dis

Swimの練習距離。3月に入って1回練習量がやっと3,000mを越え、4月になってから漸くまともに練習できるレベルにまで戻ってきた感じがします。


Bike dis

Bikeだけは、唯一「練習積めたかな」と言える量。

3月に一度相模川を下っただけで、あとは完全インドア練習の月間600㎞前後。


2020年の2月からコロナ禍突入で在宅勤務となったため、練習時間が幾らでも自由に取れる=10時間/週の練習は楽勝!と思っていました。しかし、こういう時に限って「難題」が起こります。後発医療用医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)の不正製造問題のあおりを受けて、勤務獄社の複数の担当製品にしわ寄せがきて品薄になりました。その結果、納品先の医療機関や患者さんに頭を下げまくる対応の日々。


Run dis

Runは、3種目の中でもっとも練習不足。昨年末の大腿筋断裂が、やっと治りかけた2月中旬に左アキレス腱痛。これが、最後まで残ってまともに走れなかった。

更に、体重が全く減らなかったことも、Runに影響したような…。


また、これは後々気づいたことですが、在宅勤務で通勤がなくなった分、歩くこと、日常で体を動かす時間が減り、かつまた低強度トレーニングばかり続けたせいか、筋出力は低下し、反対に増加した体重は一向にへりませんでした(ベスト体重から7-8㎏増のまま)。


Hour.

3種目の練習時間は、いよいよ退職が迫ってヒマになった3月中旬頃になって、やっと10hr/hrを越えるようになった。それまでは、ムラが大きかった。

これを1月頃から続けられていれば、もうちょっとフィット出来たと思うが。

 

4.旅程;宿泊先など

宮古島へは、過去の出場時と同じく、レース3日前の木曜日(午後)入り、レース2日後の火曜日午後まで。


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狩俣にある「ゲストハウスゆくい」遠景。鉄筋コンクリ造り。

高級なリゾートホテルと比較すると、決してキレイとは言えないものの、ちゃんと掃除してあって清潔。でも、ナキヤモリは、ほぼすべての部屋に生息してます!


宿泊先は、池間大橋手前2㎞、狩俣集落の「ゲストハウスゆくい」。スタート地点の東急リゾートホテルからは25㎞も離れていますが、選手が宿泊する宿は周囲にないため、良くも悪くも選手やレースの緊張感は殆ど感じません。静かな宮古島の日常に溶け込める場所です。1泊7,000で朝夕2食付き。Bikeコースは目の前で、狩俣A.S.があるところ。

毎回宮古TVの中継カメラが入ります。島内の移動は、宿泊者共同で借りたレンタカーで。レース当日は、宿の姉ネエや応援者達が、協力して東急リゾートまで送ってくれますので、平良市内のホテルに泊まるのと変わりません。


3.必要経費 合計 約13万円強

*大会エントリー費 60,000円

*交通費 25,000円

(自宅~羽田空港往復電車代、レンタカー代。航空チケットはANA Mileで購入(+12,000円))

*宿泊費 36,000円(7,000円/泊×5泊、生🍺500円×2杯込)

*その他 25,000円(昼食代5日分、缶ビール&酎ハイ、お土産、かりゆし。ステム交換費10,000円込)


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旅のお供は「水中の中の哲学者たち」(永井玲衣 著)。些細なことにも「深くえられずにはいられない」著者。静かな狩俣に行くときに読む本に相応しいかも。

最後の方は、「さすがに考えすぎでしょ!」と思ったりして。


※その3に続く




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