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第38回 全日本トライアスロン宮古島大会 参戦記(その7)

なんか、過去最高に長い小学生作文になってきました。

Bike編です。


3.Bike 123km(4:05:03/251、sprit 224位)

Swimを上がり、Bikeラックに着くまでにかなり大勢に抜かれ、ノンビリとウエットスーツを脱いでいたもんだから、その間に同室のM田さんにも先に行かれてしまいました。う“~っ。しかし、ここで焦ってはいけない、焦ってしくじると取り返しのつかない事が起こる…と思い直す。


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Bikeのスタートラインを越える少し前に、同宿のH磯さんがBikeラックに来たので、「お先ぃ~」と声をかけてサドルに跨りました。

 

補給食は、BENTOBAKOにエナジー・バー✕4本、背中に大福3つ、ピザ味のランチパック(2個)。給水は、①粉飴+クエン酸+Vit Cの濃縮液、②Velo-X(パントテン酸+ナイアシン+各種Vit.:協和発酵バイオ社販売)5本ぶち込んだもの、③水、の3本。

 

1分ほど前を出たM田さんに早く追いつきたかったが、「そのうちに追いつく筈」と考えて無理にペースを上げません。しかし、サイクルコンピュータ(以下、CC)に映る心拍数は140bpm前後でずっと推移(自分の普段の練習では、140台なんて数分が精一杯です!)。練習時には見たこともない高値が出続けます。

池間島まで北上する25kmは、追い風基調でスピードが出ます。ちょっと踏めば40km/hrくらいのスピードが出そうですが、後半を考えてグッと我慢で抑えます。20kmほどで、後方からH磯さんが「ハァ~い」とか言って先に行きました。あの調子出行けば、早々にM田さんを捕まえて、かなり前に行きそうな気がしました。自分もその勢いに乗りたいところを、再びグッと堪えます。

狩俣A.S.では、宿泊選手の応援団が大声援!このとき、I手さん、M田さん、H磯さん、自分、と2-3分の間に4人が通り過ぎたようです。そりゃ、盛り上がりますね!


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狩俣A.S.のボランティアさん「何か必要なの,ありますかぁ~!?」

ワシ「(でかい声で)千代泉ぃ~っ。チ、ヨ、イ、ズ、ミーっ!」

ボランティアさん「千代泉ぃ~」と、先方のテントに伝えます。

テントの高校生 「え“~っ、ありませーん!」と言いつつも、水とアクエリアスのボトルを手渡してくれました。

 

池間島を回って再び狩俣A.S.で、宿泊応援団の大声援。すぐに左の市道に入って比嘉ロードパークへ。この区間は、上り基調で向かい風。前半の30-40kmを気持ちよくスッ飛ばしてきた選手たちが「ゲゲゲッ、なんかスピードが出んぞ💦」と異常事態発生に気づくところ。案の定、中々追いつかなかったM田さんに追いついた。なんか、予想外の向かい風と長い坂にペースを落とした集団に囲まれている。


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※ドラフティング集団と遭遇した時の「ドラ集団分解法」

後で聞けば、先に行ったH磯さんも、池間大橋の復路で集団に飲みこまれているM田さんに追いついたそう。その集団をぶち抜きざまに、

「こらぁ~っ、M田ぁ!おまえ、トライアスロンやってんぞ!それでもトライアスリートか⁉」(=ドラフティングは禁止だっての、分かってんのか⁉)と、集団に向かって叫んだらしい。

 集団内にいたM田さんは勿論首をすくめて集団から離れたが、他のメンバーは誰が「M田」か分からない。しかし、全員が辱めを受けて苦笑いしているのが見ええたという。暫くして、この集団は分裂して行ったそうです。

 結局、一時バラけたかに見えたこの集団は、向かい風区間で再びダンゴになったものの、ドラフティング集団に向けた「誰かの名前で注意法」は、そこそこ効果があったようだ。こんど、自分もドラフティング集団を見つけたら、「こら、サトウ!それでもトライアスリートか!!」とか「こんの~ぉ、恥を知れ、スズキ!」とか叫んでみる事にしよう。とはいうモノの、今年のdrafting は例年よりはマシかな、と思いました。


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 50km付近であったろうか、給水はしていたが、固形食を取っていなかったことに気づいた。思えば、心拍数が想定よりもずっと高めで、固形物をとれる状態ではなかった気がした。こんな状態で走り続けては、東平安名埼を超えた七又海岸のアップダウンで終わってしまうと思い、思い切ってペースを2段階くらい落とすことにした。おかげで呼吸も楽になり、140bpm(85%以上)だった心拍数は130前後になり、時々120bpmほどの「いつもの練習ペース」に落ちました。固形物を口に入れる気になったので、背中に入れておいた「ピザ味ランチパック」を1つ取る。再びM田さんの一団に抜かれるも、後半を考えて思い切って落としたペースを維持。東平安名埼の手前でランチパックをもう1つ。アップダウンが始まる前に、腹に入れておきたかったのだ。

 塩気とエネルギーを入れたせいか、気分的にも俄然調子が出てきて、東平安名崎に入る前に、小さい集団の先頭で苦しんでいた(笑)M田さんらを再度抜き返す。さすがにキツそうだったので、「もう1-2段階落とさないと、最後まで持たないよ」とアドバイス。宮古島初心者は、Bikeの前半を高速で入って後半失速する人が多い。自分は、東平安名埼を気持ちよくまわり、先にいた選手をポツポツと拾い抜きはじめました。

 アップダウンの七又海岸をかつてない安定感出やり過ごし、100kmで1周。2周目も1周目と同様か、それ以上のペースで走れました。こんなことは、14回の出場で初めてかも。ペース配分、補給は大事! 熱帯植物園の道が予想に反して若干向かい風で、最後に少し脚を削られたものの、自分にしては余裕を持ってFinishの陸上競技場までたどり着きました。

 最終的に、走行距離内はAv. 30.2kphで、距離は短いものの60歳にして過去最高ペースでした。

 

※Bikeの補給:エナジー・バー✕1本、ランチパック✕2、大福✕2(バー3本、大福1つ余り)

粉飴水のボトルは、1/4ほど飲んだところで吹っ飛んで消えてしまいました(泣)。

※T2 05:36




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